1/3世紀前の世界一周
団塊の世代まっただ中の「ある男」の話です。今から34年前に世界一周貧乏旅をつづった旅行記です。昨年末発刊!
6月28日 羽田空港に友人が見送りに来てくれビールとトンカツを奢ってくれる。両替・チェックイン。行き先の不安を思い互いに潤んだ目で別れる。遅れ午後十時過ぎに出発。千葉辺りの灯が小さく見える。機内食をとり、ぎこちなく眠る。 パールハーバーが見え・・・・・・・・
アメリカからヨーロッパ・アフリカ・中近東・アジア22ヶ国を2年かけて回り、国々の様子・土地々の様子をつづり、一人旅の出来事を随所に散りばめた逸品。ちょうど日本では昭和48年のオイルショックが終わり、安定成長期の始まりです。その時の世界はどんなだったのでしょう?この本でリアルに体験できます。小田実の旅行記がベストセラーになったのも解ります。
実はこの著者は、私の実兄です。身内の私が云うのも変ですが、コーヒー飲みながら自分も世界旅行をしている気分になりました。私もいつかは自分史を!!!
著者あとがき
この旅行記は昭和49年(1974年)から50年にかけて世界一周をした時の日記によっています。私は昭和22年生まれのいわゆる゛団塊の世代”ですが、こういった旅は若くないと無理だったと思ったのを覚えています。
当時は1ドルが300円程の時代で、海外旅行はまだ一般的ではありませんでした。しかし、日本人旅行者も多く、貧乏旅行の日本人の若者とも各地で会いました。中には私には真似のできない様な厳しい旅をしていた人もいました。若者は国内のバイトや外国で働いて資金を貯めた人が多い様で、私もその一人でした。
旅行してみるとそれぞれの国民性、国による事情の違い、歴史的成果などが実感でき、世界の中で特異な日本という印象も強いものでした。国民性などそう変るものではないと思いますが、三十数年経ち国際情勢も大きく変化し、世代も替っていることでしょう。
この本がその時の世界の一端なりとも紹介できていれば幸いです。
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